おえケアネット(吉野川市医師会在宅情報共有ネットワーク)

「住み慣れた自宅で療養したい」という、患者さんの希望を叶えるためには、在宅医療をはじめ、看護・介護の専門職の方々の効率的な連携が必須です。吉野川市医師会では医療・看護・介護・自治体といった多職種・他法人間の垣根を越えた情報共有を容易にし、地域包括ケアを実現するためネットワーク「おえケアネット」を構築しました。
「おえケアネット」の運用管理は吉野川市医師会が行っています。

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おえケアネットご利用の流れ

1. ID、パスワードの取得

おえケアネットの情報共有システムを利用するには必ず(株)カナミックネットワーク社が発行する個人識別・ログイン用のID、パスワードを取得する必要があります。ID、パスワードの発行依頼・取得作業は吉野川市医師会が代行しますので「情報共有システム利用登録依頼書」に必要事項を記入の上吉野川市医師会在宅医療介護連携拠点事業事務局(以下医師会事務局という)へ提出してください。申込から取得まで約2週間かかります。
なお、患者・家族自身がネットワークに参加するときにもID、パスワードの取得が必要になります。
情報共有システム利用登録依頼書(医療機関用)
情報共有システム利用登録依頼書(介護事業所・関連機関用)

2. 患者・家族の同意

患者自身の医療・介護情報を関係者(連携グループ)に限定の上公開・共有することへの同意が必須となります。
おえケアネット参加同意書
患者さん向け同意説明書
(患者さんへの説明時にご利用ください)

3. 在宅療養者(患者)の登録・患者部屋(コミュニティ)の作成

患者の在宅療養を維持管理する責任者(通常は主治医)は、患者本人・家族の同意を得た上で「患者同意書」とともに「患者登録申込書」を医師会事務局へ提出してください。登録申込内容に従って医師会事務局がネットワーク上に患者個別の部屋(コミュニティ)を作成します。
患者登録申込書
患者登録申込書の書き方

4. 連携グループの登録

患者登録時、患者情報を共有する「連携グループ」(患者・家族の同意を得たケアマネージャー、訪問看護師、ヘルパーなど)も同時に登録します。登録されていなければ患者部屋(コミュニティ)へログインすることはできません。「連携グループ」への追加登録やグループからの離脱・削除はいつでも可能です(医師会事務局へ連絡してください)。

5. おえケアネット運用、情報共有開始

情報の共有はすべて「患者部屋(コミュニティ)」へログインすることで行います。許可された者であれば、インターネットへ接続可能な通信端末(パソコン、スマホ、タブレットなど)からいつでも、どこからでもログイン可能で、患者情報の閲覧、編集、書き込みができます。

インターネット接続可能な通信端末をお持ちでない方へ

吉野川市医師会では通信タブレットを無料で貸し出します。
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